トラックドライバーのつぶやき

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火災保険の話

家の保険ですね。火事などに備えます。

ここで、多くの人が誤解している事を一つお伝えします。

火災保険は乗り換え可能ですよ!

例えば、一戸建てを購入時に30年間で契約したとします。10年後に画期的な保険が出てきて「乗り換えたい!」と思った時、現在の火災保険の残りの期間が例えば20年ありました。ここで解約すると、

残りの20年分の保険料が戻ってきます。

ただ、家のローンが絡んでいると、解約不可の場合があるので、その場合は問い合わせてみてください。

話を戻して。この20年分の保険料で新たな保険に入れば良いのです。

注意!必ず新しい保険が成立してから、元の保険を解約すること!

解約してから、新しい保険の成立までに火事にあったら、目も当てられませんので。

生命保険は成立までに健康状態などの審査があるため、すぐには成立しませんが、火災保険のような損害保険は基本的に即成立します。

 

火災保険のポイントは、いかに無駄な補償を省くかに尽きます。

例えば、一番差がつくのが「水害」の有り無しです。

お住まいが川などの近くで、なおかつ低い土地なら絶対に必要ですが、高台で洪水などの水害の恐れがないなら外すことができます。この部分は保険会社的によく支払う対象なのでかなり保険料が違ってきます。別の言い方をするなら、この部分以外はあまり差が出ないと言っていいです。

火災保険は「建物」部分と「家の中の物=家財」の補償があります。

賃貸の方は「家財」のみの加入になります。

実際に火事が起きて全焼してしまった時、この「家財」に入っていないと家の中の物は一切補償されません。しかし、この分の保険料が掛かってしまうのもまた事実。私の体感ですが、契約される方の半分以上の方がこの補償を付けませんでした。あれば安心といったところでしょう。

 

細かいことを言い出すとキリがないので、あとは地震保険の話。

地震保険は単体では契約できません。あくまでも火災保険に付帯させるものです。

実は、地震が原因の火災の場合、地震保険に入っていないと補償されません。地震保険はお住まいの地域の地震リスクによって保険料が決められているので、例えば南海トラフ地震のリスクが高いとされている東京都にお住まいの場合は一番保険料が高いランクになってしまいます。そのため、かなりの高額になります。しかも、

地震保険は最高でも火災保険の50%までしか入ることが出来ません。

地震による損害は非常に大きなものとなる可能性があり、実際の損害額に相当する保険金を支払うことは、民間損害保険会社の支払能力や国の財政力にも限度があることから極めて困難なためです。

また、さまざまな理由から、地震保険は最長でも5年分しか加入できません。その後自動的に更新していくことになります。

正直、地震保険を付帯するお客様はほとんどいませんでした。

以上、簡単ですが火災保険、地震保険についてまとめてみました。参考になれば幸いです。